(配当学年)修士 (開講年度・開講期)後期 (船曳康子教授とのリレー授業)
(授業の概要・目的)
【この科目の正式名称は「身体機能論演習(保健医療分野に関する理論と支援の展開)」です。】
前期に開講する「運動医科学」(担当教員:林 達也、江川達郎)および「精神医科学」(担当教員:船曳康子)の授業内容(各シラバス参照)をより深く理解し発展させることを目的として、文献抄読や研究発表等を通じた演習授業を行う。保健医療分野における支援や実践についても扱う。
(到達目標)
ヒトの身体機能に関する正確で幅広い知識を獲得するとともに、文献や資料を自分の力で収集し、これらを読解、整理して発表する作業を通じて、心身に関する総合的理解を深めるための技術を身に付ける。
(授業計画と内容)
この授業はリレー形式で船曳(第1~第5回)、林(第6回~第10回)、江川(第11回~第14回+フィードバック)の順で行う。
具体的な日程については9月頃に掲示する。
船曳:精神機能とその幼少期から生涯を通じた発達、その個人差、そしてそのバランスの破綻として現れる精神疾患をテーマとした演習を行う。
林:運動医科学及び予防医学の観点からみた生活習慣病(2型糖尿病や肥満症、心血管疾患、癌など)をテーマとした演習を行う。毎回2~3名の履修者が、食事・運動・喫煙・飲酒・睡眠など林が与えるテーマに関する研究発表を行い、その後総合的にディスカッションを行う。
江川:運動、不活動、加齢、栄養摂取などによって生じる身体機能の適応変化をテーマに演習を行う。最新の研究資料をもとに履修者が発表し、全員で議論と考察を深める。
<詳細はKULASISのシラバスを参照ください>